2010年11月24日水曜日

おとこの色気_その1




早いもので京都の京田辺「一休寺」に行って3週間にもなる。
一休寺は子どもたちにもおなじみの「一休さん」のお寺です。

得意先の会長から「キミ写真撮れるな、年賀状の写真撮ってくれ」
毎年自分が写った写真の年賀状を印刷している。
紅葉にはすこし早いが一休寺へ一緒に行くことにした。

会長とは以外にも一番付き合いが永い、ボクが尊敬している人でもある。
政治・経済・文化、何ごとにも造詣が深いひと。
超がつくくらいの遊び人でもあり、勉強家でもある。
自分に厳しく、人にも厳しいが長く付き合っている間に気付いて
いたことがあった。それほどまでに厳しい人だが、女性に対して
なんとも可愛いひとになれる特技を持ち合わせている。


午後から天候回復との予報のなか、小雨を突いて現地に向かった。
40分ほどで現地に着いたのだが、雨は止む気配なしだった。
駐車場を出てすぐ、茶店がある。奥さんの手づくり弁当を
食べて出てきているはずなのに「ちょっとうどん食べよか!」

ボクは約束の時間に遅れまいとして、お昼は採ってなかった。
「わし山菜うどん食べるわ」「キミも食べるか?」
「はぃ いただきます」と即答していた。

ここからが、本領発揮だった。うどんが出てくるまでの会話。
お店のおばちゃんを掴まえると、大きな声で席から話しだした。
「一休さんて、晩年女のひと、彼女がおったんやってな」
「よろしいなぁ ほんで85まで長生きしはってんなぁ…えへへ」

いやいや、垣根が無いというか仕事の場面と打って変わって
フレンドリーなひとに変わってしまっていた。


ひとしきりおばちゃんといろんな話しをしながらうどんを食べた。
茶店を後にして境内に向かう。ものの80mほど歩くと入口の
入場券を売っている小屋があり、券を買ってくれた500えん也。

小屋を覗き込みながら、中のおばちゃんに立ち話をはじめた。
「知ってまっか?」「一休さんて、晩年女のひと、彼女がおったんやってな」
中の女のひとは「あまり知りませんが…そんな話し聞いたことあります」
と答えていた。





まだまだ文章がつづく(進行中)



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2 件のコメント:

はやひで さんのコメント...

懐の深さで人の価値は決まります。

最近は会社で偉くなっている人には
その懐の深さがありません。
器がちっちぇー!と・・。。

やはり度量のある人は尊敬しちゃいますね

ken さんのコメント...

はやひでさん☆
コメント遅くなりました。^ ^;
なかなか更新できなくてすみません。
↑言っておられるように、真剣に怒ってくれる人や
俺に任せておけと言う度量のある人がいなくなりましたね。
みんな自己主義なんですかねー。