2009年6月25日木曜日
実像と虚像〈Mystery of virtual image〉
ホイールショップの前に信号で止まった。
ミラーガラスに写るクルマが店の中のモノとミックスされて
凝ったCGのようでなかなか面白い。ガラスに映る像は虚像。
「きょぞう」というても、動物園にいけば見られるのは「巨像」。
生意気な小せがれは「小僧」、ええ加減にやめなはれじぶんで‥。
ごくまれに、酔っぱらって顔を洗う時など鏡の自分の顔をみる。
鏡の向こうに自分じゃ無い人間が存在しているように思う。
平面鏡の作る像は「虚像」そのものだと言える。
酔って鏡に向かって笑ってみると、鏡の中から違う人格の人間が
笑っている。虚像を相手にするつもりは無いが、不気味なものだ。
「酔って鏡は見ないでください。ましてや笑顔は厳禁ですよ。」
女性は、日に何度も鏡を見る機会がある。電車の中でさえ、
コンパクトを出して「にゃっ」としている。わたし「可愛いわ」
よしよしと自己暗示にかけているのかもしれない。
人には、世間の人たちが「こういう人であろう」と外見の顔と、
自分でしか解らない顔がある。
それは考え方なのか、行動なのか癖なのか‥。
人はそれぞれ表と裏の微妙なバランスで自己の人格を形成している。
じゃー「表」とは「裏」とはどんなものなのか?
わたし自身には特別に誰もが知りたがるエピソードなどは
多く持ちあわせていると思っていないが‥。無いことも無い。
ちびりちびり、小出しに引き出しを開けてみる。
「割れ鍋に綴じ蓋」
先輩に五十嵐さんと言う人がいた。一見、頑固で生真面目な
人だと思っていた。仕事はコツコツ納得のゆくまでする職人肌の人。
時折、というか都合をつけて密かに夜の街に飲みにゆく。
ある時ポロリと言ったことば。オレ飲み屋に行くと、ある女の子が
言うには「見つめているだけで、ヌレてくる」と言われたそうだ。
「ふーん、随分惚れられたもんですね。
相当好みのタイプなんだ先輩のこと…」
「と言うか、ゼクシィな人だっんだ。人生かわりますね。」と
ことばにして言ってみた。(ほんとはセクシィ)
一人暮らしの先輩は、そのうち明け方まで飲んでいて始発で帰って
きて事務所のソファーで寝ているのを良く見かけるようになった。
今のわたしなら、「飲み屋のねーちゃんに旨いこと言われてる
だけとちゃうん?」とため口で言っていたかもしれない。
先輩、油井正雪(ゆいしょうせつ)のようなヘアスタイルをずっと
通していた。小柄でひげが濃く鼻筋通った男前でした。
先輩、「表裏」で均衡を保つ摩訶不思議なひとだったが、
唯一の恋愛相手は以外にもボクも知っている身近な人だった。
「割れ鍋に綴じ蓋」の言われのごとく、近くでよくよくお互いを
知り合った、似たもの同士がくっつき合う平凡な結末。
あの「摩訶不思議」は、今も健在だろうか?
空ちゃん「煮豚」にしときなはれ、なかなかジューシィだよ。
お願いだから、これ以上食べ過ぎ厳禁ね「ドジブタ」やだろー。
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6 件のコメント:
そう言えば、豚の顔をした
綴じ蓋を嫁が使ってた。
関係ないか・・(笑)
裏、表・・AB型だからよく言われてますがそれぞれあるんでしょうね。
カッコイイなら良いですけど
私なんかの休みの日はとてもじゃないけと人には見せられません(グズグズ
最近、若い女の子と頻繁にメールをしてます。
そう、ご想像どおりの女の子です。
営業メールなのか・・・
多少なりとも気があるのか・・・
オッサンと呼ばれる年齢になってから若い女の子のメール、たぶん鼻の下延ばしているんでしょうね(笑)
この時の表情、鏡では見たくないかも(*´∀`)アハハ
はやひでさん★
「割れ鍋に綴じ蓋」世の中うまく出来ているお話。豚の顔でしたか。
はしはしさん★
私と同じ「AB型」多くを語らなくても良いので楽です。苦笑
いわちゃん★
そういう状況に鳴門みんな「のび太」です。うず潮みたいなもんで、くるくる…ですわ。さぞかし、メール早打ちになったことでしょう。
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