2009年9月16日水曜日

すみよっさん



すみよっさん」と言えば「住吉大社」小学生のころから慣れ
親しんだ神社です。正月の数日は子供ながら欠かさず日参した
記憶があります。連れだって遊ぶだけで信心ではありません。

今の時代、神社はテーマパークとは言えないけれど、露天の
お店があったり見せ物小屋〈おばけ屋敷〉などがありました。
小屋の正面では人が口から火を噴いて客寄せをしていたりね。

「すみよっさん」は今でも初詣の参拝者の多さで全国的にも
有名です。さい銭場はあまりの混雑のため前方に立ちすくんで
いると首筋にさい銭が飛び込んできます。
見せ物小屋は現在でも時折、昔ながらに催される。

よく通った5kmの道のり
堺から住吉までワイワイ話しをしながら、たこ焼きや駄菓子を
食べながら横道に逸れたり、とにかく帰る方向に歩き進めば
ちゃんと家に帰られる気楽な道中だった。

いま考えれば全然大した距離では無い、車だと15分ほどの距離。
堺の綾之町に出て、阪堺線に突き当たると国道をそのまま北に
歩いてゆく。当時は興味なかったが、知らず「紀州街道」を
歩いていたことになる。

もうひとつ、「すみよっさん」を挟む感じで東側を通っている
熊野街道」(紀伊路)があります。
京から大坂を経て熊野三山(熊野本宮大社・熊野速玉大社・
熊野那智大社)への参詣に利用されたのが「熊野街道」です。
日本全国繋がっている道、街道にはどこか歴史のロマンがある。
秋だからマロン? それもよろしくってよ!! ▼・エ・▼

*紀州街道は、別称「住吉街道」と呼ばれている。大阪中央区高麗橋を起点
 として、南紀和歌山に至る街道。




ちんちん電車(阪堺電車)
ちんちん電車の軌道にそって「すみよっさん」に向かうのだが、
さすがは関西の子。
一回乗っても「南海電車」とか、何回乗っても「阪堺電車」は
どうなんねんとか、ぐちゃぐちゃギャグを言いながらの行進。

*走っているとき、チンチンと鐘を鳴らして走るので「ちんちん電車」と
呼ばれている。
阪堺電車には●阪堺線〈恵美須町→住吉→宿院→浜寺駅前〉
14.1kmの路線と
      ●上町線〈天王寺→住吉公園〉4.6kmの2路線がある。

電車の紹介のようになってしまったが、乗り換えなしで1区間200円。
乗り換えあり2区間で290円なり。

浜寺には45年以上も前にできた府営の「浜寺プール」がある。
「名松100選」に選ばれた美しい松林を誇る浜寺公園の中にあるプールとして
昔から府民に人気があった。チンチン電車で行くのもよいねー。



「すみよっさん」の灯台
江戸時代まえ豊臣秀吉の時代には、住吉大社の辺りまで海だった。
すぐ近くを住之江(すみのえ)と呼ばれ、今では競艇場がある。

「すみよっさん」の西側、国道26号線沿いには日本最古の灯台を
再建したものが建っている。いまから約700年も前の鎌倉末期に
灯台ができていたのには驚きだ。

それ以後も大阪湾で漁をする船や、1580年代に大阪城築城のため
小豆島から大量の石材が運ばれた。航行のための灯台の役割は
大きかったに違いない。

・三十石船中と明記された灯籠
明石家佐兵衛、大佛屋平作、のだや伊蔵、淡路屋庄右衛門、
土屋作右衛門、備中屋次郎右衛門などの名前が並ぶ。奉納は
いずれも三十石船のオーナーたち、名前に時代が現れている。







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4 件のコメント:

いわちゃん さんのコメント...

昔は高松にも路面電車が走っていたらしい・・・
今、再開発とかで路面電車らしきものを走らせる計画があるそうです。

路面電車、地元の人間には走り慣れているのかもしれないですが、やっぱり怖いですね。
その町に溶け込む路面電車の風景、羨ましくもあります。

ken さんのコメント...

いわちゃん★
確か広島だったと思います。他所で不要になった路面電車を買って使ってたですね。京都の市電とかいろんな地方のものが走ってました。いわちゃんは、トロリーバス知ってます? バスなんですが、市電のようにパンタグラフから電気を取り込んで走ります。京都は地下鉄の整備により一部を除き姿がなくなりました。

はやひで さんのコメント...

ちんちん電車かぁ。
大阪に住んでる割にむっちゃ昔のイメージしかあらへん。

今度乗りにいきたいなぁー

ken さんのコメント...

はやひでさん◆
いっぺん乗りにいきなはれ。
南海電車で浜寺に行って、そこから戻ってくるのが良いかも。